目配りせざるをえないメインポール 『思想運動』 401号 11月1日号 活動家集団思想運動 <1989年(平1)>
 目配りせざるをえないメインポール 『思想運動』 401号 11月1日号 活動家集団思想運動 

 <思想運動>の20周年・ 400号…その持続力にまず敬意と連帯を表明させていただきます。1969年といえばまだ私の映画がいまだ水俣問題に取り組んでいない時期、全共闘運動の権力による圧殺過程のなかから『シベリア人の世界』に續いて『パルチザン前史』をつくったいたころです。いらい武井さんたちの掲げる旗はうねりかえしわきたつている海の底の定置網のブイ、嵐のなかにあってひとり定位置にたつている目印の旗におもえました。アナーキーな自分にとってそれは目くばりしないではいられないメインポールであったのです。
 アフガニスタンの四月革命はともかくソ連軍の進駐には強い抵抗をかんじたもののひとりでした。それにしてもかの国の人々は一体どうなっっているのかはちんぷんかんぷん…。その後アフガニスタンの学童とひとびとの識字運動の支援として鉛筆を贈る大衆的実践の中心となられた事には共感を禁じ得ませんでした。
 『よみがえれカレーズ』の企画は<思想運動>とりわけその試写室運動の一貫したその「ポール性」への信頼とはきっても切り離せません。その出自のあかしは映画のタイトルの「原案者」として残されています。<思想運動>の一読者にすぎませんがこころからこの活動の持続をお願いするものです。