発見のあるビデオ 「横浜事件を生きて」チラシ <1990年(平2)>
 発見のあるビデオ 「横浜事件を生きて」チラシ  

 ビデオという方法を活かしたいい作品ができた。今まで横浜事件のことを知らなかったことが、まずいくらいの感じがしたが、その知らなかった引け目を感じさせないで見せてくれた。事件の発端となった紋左旅館の思い出から入って、時代背景を見せていく進め方、そして最後に現代の警察制度への問いかけ。二人の特高が現在も生きていて、それをナマに木村亨さんにぶつけた時の効果もまずまず出ていた。話題性、発見性もある。この作品は、いわばテキスト映画というか、皆で見て、改めて「昭和」を考えなおすヒントになるだろう。